【ブログ】天気予報に振り回される

Performer Yu-ki

最近天気予報アプリが肝心な時に当たらない気がしていて…
それでも信じるしかないから、自分の中でさらに見極めるようにしてるんですが、なお話です(^^;)

雨やら強風やらで、ゴールデンウィーク含め、今年は…いや、ここ数年かな?天気予報に振り回されることが、それまでよりも増えている気がしてるんですよね。
悪天候時のショーの実施判断についてのブログを書いてみました。

目次

事前に悪天候予報が出た場合

本番当日の天気予報が悪天候予報の場合、前日までにスタッフさんと協議を行なったり、自分自身で判断して実施の可否を決めます。(現場によっては出演者自身で中止を決定しても良い場合があるため)
ただこの判断が非常に難しくて『雨予報だったから前日までに中止判断になったのに、当日雨は降らなかった』なんて日も稀にあります。

「じゃあ当日判断にすれば良いじゃん!」って声が聞こえそうですが、イベントや現場によってはスタッフさんの人員配置等の問題や、イベント内容を前日までに確定したいといった場合もあり、早々に実施の可否を決めなければならない場合があります。
事前に実施の可否を決める理由はこれだけではありませんが、こういったことなどから前日までに天気予報を見て判断しなければならないことがあるんです。

そもそも悪天候時は何故ショーが出来ないのか

以下は自分(Performer Yu-ki)に当てはまることですので、他の大道芸人さんの中には「いやいやそれでもショーやれるよ」っていう方はいらっしゃるかもしれません。
ただ”自分としては”って部分ですのでご了承ください。

では何故悪天候時だとYu-kiは大道芸ができないのか、それは…

  • 音響機材等の故障の可能性
  • 道具の劣化
  • 次回ショーの準備時間
  • お客様の体調等安全管理
  • ショークオリティ低下の恐れ

音響機材等の故障の可能性

ショーの時に使用する機材にはクライアント様がご用意してくださる機材だけでなく、中には自分自身で用意する機材もあります。
特に大道芸現場になると、バッテリーまで含めて全て大道芸人自身が用意する現場がほとんどです。

これら機材は決して安い金額で買えるものではありません。
そして雨に強いものでもなく、雨天時を予想して対策を取っても、その準備から撤収までを大道芸人自身がしなければならないため難しい部分が出てきます。

道具の劣化

大道芸で使用する道具は水に濡れると錆びてしまったり耐久性が落ちたりしてしまうものもあります。
そしてそもそも水に濡れると通常通り使用することが困難になる道具もあり、中には音響機材同様に安い金額で買えないものもいくつかあったりします。
そのため雨に濡らすことが好ましくなく、なるべくは雨の中に道具を晒したくはありません。

次回ショーの準備時間

道具の劣化のところにも繋がってくるのですが、もし雨の中でショーをしたとしても、その回が終わったら道具の拭き上げや整備タイムが発生します。
この作業タイムは、やらなければ翌日以降に使えなくなったりしてしまう可能性があるため絶対に発生します。
当初予定していなかった部分だったりしますので、次の回までにそれらが間に合うのかどうか、といった問題が発生してしまうのです。

お客様の体調等安全管理

雨の場合、その中でやると言うことは、お客様も雨に打たれながら観て頂く形になります。
もちろん傘等はあるかと思いますが、そこに強風まで加わると傘が壊れたり、傘の意味もなさない場合もあります。

そんな状況でも無理してショーをした場合、雨で濡れて気温が下がっている中で、しかも立ちっぱなしで観て頂くと体調不良者を発生させる原因になりかねません。

さらに自分のショーに集中するがあまり、周りに目線が行かず傘などに当たってしまったり、その後に移動するときに足を滑らせたりなど、二次災害や三次災害などを起こしてしまうリスクも出てきます。

ショークオリティ低下の恐れ

そして自分自身のショーのクオリティ低下を防ぎたい部分もあります。

水に濡れた道具は基本的には全てやりにくくなっています。
ボールも滑るしヨーヨーも厳しい、ローラーバランスは雨の時にやるもんじゃないなとww
(靴の素材的に板の上で滑るため、一歩間違えたら落ちます)
得意なディアボロですら紐が使い物にならなくなり、通常通りのルーティンをやるのが不可能な状態になりえます。

風に関しては、もはや自分の道具はほぼ全て強風に弱い道具です。
(ジャグリング道具って基本そうな気がする…)
昔は強風の中でも出来る様にって思って、強風の中で練習することもあったのですが、練習にすらならないのが強風です。
技を決めるどころか、やりたい技に入るところまで行けないことも多いです。

これらのことが起きるため、確実に技を決めるためには技のクオリティを下げるか、ミス前提でいつも通りやった上で、結局ミスしてしまうかになってくるため、なるべくは悪天候の中ではやりたくないのが正直なところではあります。

悪天候時の対応

そんなこんなで、悪天候時はショーの実施が難しいYu-kiではありますが、100%やらないってわけではありません。
スタッフさんとの協議はもちろん、イベントによっては自分のショーの前後の流れや、その時のお客様の状況など見て総合的に判断させて頂きます。
なのでクライアント様でもし悪天候時のことが気になる方は、”基本的には実施ですが、その都度相談”という形にさせて頂ければ幸いです。

実際に”悪天候”と呼べる日にショーを行ってきた日もいくつもありますのでご安心ください!

マイナス13度、雪吹雪く中でのパフォーマンス(さっぽろ雪まつり)

最近の天気予報って…

最近(なんならここ数年)って天気予報当たらなさ過ぎません?
少し前にうちの親父は「人の知識や経験値の予報から、スーパーコンピューターの予報に変わってから本当に当たらない」って嘆いてました。
理由はいろいろあるかもですが、自分も最近は天気予報が当たらない気がしてます。
言い方が難しいですが、大雑把には当たっていても雨の降り始める時間がかなりズレていたり、風の強さが明らかに違っていたり、一日中晴れマークの中で急な雨雲が発生したかと思ったらその後ずっと雨になったりなどなど。

アプリによってはですが、「晴れマークなのに今降ってるじゃん!」ってことがあったかと思ってその2時間後とかに見てみると、さっき見た晴れマークの部分が雨マークに変わってると。
そんなことをやっていて的中率9◯%とか言われても、「それってもはや予報じゃなくない?」と思ってしまうんです。

自分が確認するアプリは全部で6個

今回は何を持っているかは書かないでおきますが、iPhoneアプリでの主要どころは揃えているかと思います。
自分の中でその6個を見比べて、自分自身の経験からの予想も合わせたものを判断材料として、イベント担当者さんと相談しています。
それでも外れることがあるから「う〜ん…」って感じですよね。

予報が当たらないから判断が難しい…

それでも天気予報を信じるしかないので、アプリを信じて協議して中止判断になったのに、「実際降らなかったんです〜」なんて連絡が来るとショックだし悔しいしで。。。(もちろんこの場合は責任云々は誰にもない話ですが)
けどそれってもはや”事前の予想は難しい”ってことになって、それ以外言えないですよね。

なるべくは当日判断を取ってはいますが、冒頭の方に書いた通りそうはいかない現場もあることをお客様にはご理解頂けますと幸いです。

言い訳のように聞こえたらすみません

ということで、天気予報に振り回されることが多くなったので愚痴っぽく書いてしまいましたが、決して言い訳とかのつもりはなく、こういったことから「Performer Yu-ki自身も悔しいし残念なんです」と思っていることをご理解ください。
当たり前な大前提として、ショーは実施したいんです、お客様に楽しんで頂きたいんです!

https://twitter.com/Disneymickeytan/status/1571808238328516614?s=20

足長グリーティングの時ではありますが、こんな時もありましたwww

これからも天気予報と格闘しつつ、しっかりと見極めて皆様に楽しいエンターテイメントを提供できるよう頑張りますので、引き続き4Y Plus/Performer Yu-ki/BiG Rootsをよろしくお願いいたします!

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この記事を書いた人

Yu-kiのアバター Yu-ki 4Y Plus 代表

4Y Plus代表。ステージに立つパフォーマーとして、イベントを支える裏方として、パフォーマンスを教える講師として、そして二児の父としてマルチに動くYu-kiです!多くの方が楽しめるエンターテイメントを目指して日々活動中!

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